About

慶應義塾イノベーション推進本部

志が響きあう。未来が変わる。

世界をかえるパイオニアになるために。
志を集め、ひとつにすることができれば
志と志が響きあい、おたがいを高めあうことができる。
そして結実した志は、未来をかえる起点になる。

そのために、新たにスタートアップの情報を集約し、
志を持ったひとびとの連携と、支援を全力ですすめ、
ひとつのチームに。

さあ、未来はここから変わる。

Message

常任理事&本部長挨拶

天谷 雅行

天谷 雅行

イノベーション推進本部統括本部長 常任理事(研究担当)

イノベーション推進本部の指す「イノベーション」とは、何でしょうか。例えば企業にとっては、革新的なサービスや製品を生み出すことを指すのかもしれませんが、大学に置き換えて考えてみると、研究者による研究を社会に実装し、世の中を豊かにし、結果として、多くの方が恩恵を得られるように創意工夫を行う、そのプロセスこそが大学にとっての「イノベーション」です。大学は、可能性を秘めた多くの若い人が集い、最先端の学問を牽引する専門家たちと深く交流できる場です。やがて、その若手が次世代のリーダーとなり、組織が進化し、社会に継続的に貢献できる強さがあります。イノベーション推進本部は、アカデミックの強みを活かしながら、全世界に「イノベーション」の風を起こす組織として活動していきます。そして、その根底には「躬行実践、以て全社会の先導者たらん」という創立者・福澤の精神が根付いています。

山岸 広太郎

山岸 広太郎

イノベーション推進本部統括副本部長 常任理事(起業家教育・支援担当)

イノベーション推進本部には、オープンイノベーション部門、スタートアップ部門、知的資産部門、戦略企画室の3部門・1室があり、これらの部門・室で大学の研究成果の社会実装を推進しています。スタートアップ創出による研究成果の事業化や、研究成果に基づいた企業との大型共同研究を実施することで、大学は知的財産等の対価や収入を得ることができ、これらの資金で、次の研究や教育プログラムなどに再投資し、さらなる社会実装を実現させるような新しい技術を生み出すことができます。この循環がイノベーション・エコシステムであり、イノベーション推進本部が目指すところです。一つの研究に研究者が人生をかけて打ち込むのと同じように、情熱とビジネスマインドをもって、エコシステムを活性化し、社会課題に打ち克っていきます。

新堂 信昭

新堂 信昭

イノベーション推進本部長

慶應義塾大学イノベーション推進本部では、大学の学問や研究の成果を社会実装につなげるため、各部門が連携し、幅広い支援を行っています。研究成果の知財化を支援し、それを基に産学連携やスタートアップの育成を通じて事業化を推進しています。また、学内外のステークホルダーと協力してアントレプレナーシップ教育を推進し、起業家や実業家の育成を支援していきます。大学発の革新的なアイデアや研究成果を事業化し、社会課題の解決を目指す新しい価値を創造することで、慶應義塾は持続的に社会に影響を与えるイノベーション・エコシステムを活性化し、未来に貢献していきます。

Organizational Chart

組織図

イノベーション推進本部の
サポート体制

イノベーション推進本部は、産業界と連携し、慶應義塾に集積する知識、技術、人材等の知的資産を活用してイノベーション・エコシステムならびにスタートアップ・エコシステムを形成することにより、先進的な知識集約型産業を生み出すプラットフォーム組織として設置されました。2023年4月より「オープンイノベーション部門」、「スタートアップ部門」、「知的資産部門」の3部門と、部門間の連携強化を図る「戦略企画室」で構成し推進しています。

組織図